記憶をたどって。

2020年9月3日
プライベート

この映画が公開されたのが、1996年。もう24年も前のこと。

いつかまた観てみたいなと、頭の片隅でずっと思い続けてきたけど。レンタルショップではなかなか見つけることができずに。

またセルDVDを買うしかないのかなと思っていたら、なんのことはない。プライムビデオがあるじゃないですか(笑)素晴らしき時代。

嬉しかった。そして懐かしかった。

カッコいい映画だったな、という記憶。それから劇中でも流れるCHARAのバンド(イェンタウンバンド)のCDを、当時毎日のように聴きまくっていたという記憶。

いろんなことに思いを馳せながら、二時間とちょっとの映画の世界にゆっくりと入っていきました。

細部にわたり覚えていたシーンがたくさんあって、なぜこんなに覚えているのか自分でもちょっとビックリしたほどだったけど。でも多分、それくらい若かった当時の僕にとっては(まだ白髪もシワもない青年でした)刺激的な映画だったのだと思う。

岩井俊二監督、独特の世界観。美しいですね。

改めて、他の作品も観てみたいなと思いました。

清らかなオーラを放つアゲハこと伊藤歩。

キュートな歌うたい、グリコことCHARA。

言葉数は少ないものの実は物語の要でもある殺し屋、ランこと渡部篤郎。

すさんだ生き様とは裏腹に、最後まで美しい心で仲間を思い続けたフェイホンこと三上博史。

登場人物一人ひとりの設定が際立ち、面白い。

とりわけ、三上博史と渡部篤郎のカッコ良さは絶品☆(イケメン好きの方、迷わずご覧ください)

はるか24年前。若かりし頃の自分を少しだけ取り戻せた二時間でもありました。

あれから数日。

イェンタウンバンドの(あいのうた)が未だ頭からはなれず…。

というような訳で、全く大した内容ではありませんが、最近心に残った出来事としてアップさせて頂いた次第です。

CHARAの歌を聴いたのは、あの時が最初で最後。

時代が変わっても愛されるべき、キラキラとした名曲。

(もう一曲忘れちゃいけない、my way!!)