チィファの手紙

2020年9月14日
プライベート

今日は久しぶりに映画を観に行きました。

朝一番の上映。

8時50分スタート。

こんな早い時間に映画館に行ったのも、そして観たのも、生まれて初めてのことです。

今日観たのは、先日のブログにも書いた岩井俊二監督の最新作、(チィファの手紙)という作品。

なんとなく見ていたYouTubeで、たまたまこの作品の存在を知り、これは観なきゃと思っていた作品でした。

本日の観客は、僕を含め四人。

朝イチって、こんな感じ?(笑)初めてなんでわからないけど。ある意味とても新鮮。

さて、このチィファの手紙。

ラストレター同様、とても美しい物語でした。(順番的には、先に作られたのが中国版のチィファの手紙。その後作られたのが日本版のラストレターなんだそうです)

タイトル通り、出演者は全て中国人。撮影も中国。

終始水のように静かに流れていく物語と、それぞれの想いが1つに集約されていくラスト。そして美しい景色と街並み…。

またしても、映画全体を照らす柔らかい光。岩井監督の作品で目にする光は、いつも独特のものがあるように思います。

冬という季節が、逆にこの物語を暖かく包み込んでいるようにも感じられました。

役者さんたちも、一人ひとりが印象的でとても良かった。

名前も知らない人たちばかりだったけど。

また次の出演作品もチェックしてみたいなと思っています。

純愛や初恋を書かせたら、やっぱりこの監督はピカイチ。僕は好きです。

ところで。

今回観た劇場は、府中イオンモールのバルト11。一番奥、7番のお部屋でした。

このシアター7。他のシアターからの衝撃?の影響か、座席がゆれるゆれる。ずっとゆれてる。

場内に注意事項として、その内容が貼り出してはあったものの、地震に似た揺れでチョー気持ち悪い…。

あと、となりのおじさん。(またおじさんネタですみません笑)

僕がムビチケで一番乗りに予約した時は、座席表でみた限り、予約者は僕一人でした。

その後同じくムビチケで予約したと見られるこのおじさん。

こんなにガラッガラにも関わらず、予約した座席は僕のとなり(笑)なんでな~ん?こんなにガラガラなのに。

ま、それは全くもって良しとしても。

二時間の間、足を何度も組み直し、アクビを連発!おまけに終始鼻をホジホジ。

気にしないように努力するも、それもムダに終わり。マナーの悪さにもほどがある。

(観る気ないなら帰ってくれる?)の一言が言えたらどんなに楽か…なんてイライラしながら観ていたせいか、作品の中に本気で入り込めたのはラスト15~20分てところでした。やられた…。

てことで。

レンタルが出たらもう一回ちゃんと観ることにしよーと思っています(笑)

サラサラとした水のごとく流れるストーリーと、透き通った空気感がとてもステキな作品でした。

機会があればぜひご覧ください。