最近、折に触れ手にしているこの本。
偉人たちは最高の仕事をするために毎日時間をどうやりくりしていたのか。
創造性、生産性をあげるためにどんなスケジュールを組んでいたのか。
が、テーマ。
よく知ってる人や、ぼんやり知ってる人。全くもって知らない人など笑。
芸術家、作曲家、小説家、映画監督。総勢161人もの偉人たちの日課が書かれています。
たいてい、(朝は〇時に起きて朝食。そして〇~〇時間仕事。コーヒーを飲み、散歩。夕方軽く仕事をした後は、ワインを1~2杯飲み、タバコを一服…)的な内容が多いですが、きっちりとお酒の分量、タバコの本数等を決めていた人たちが多くいたそうで(さすが、細部にまでこだわりを持った生活ぶり)
一方ではめちゃくちゃな生活をしていた人も多数いたようで、画家のロートレックなどもその一人。
彼は相当な酒飲みだったようで、わずか38歳でこの世を去ったのだそうです。
自身の作るオリジナルカクテルが、知人からは超不人気だった…という悲しいエピソードもあるのだとか…笑。
しかし、いつの時代もタバコ・お酒・コーヒーは外せないアイテムなんですね。
さて、時間・創作についての捉え方、考え、思いも偉人たちそれぞれ。
生き甲斐に感じていた人もいれば、仕事は苦しいものだと捉えていた人もいたようで。(例えばショパンなどの場合は、産みの苦しみが常に付きまとったようで、大変だったみたいですね)
偉人たちの足元には到底及びませんが、美しいものを提供する立場の端くれとして、常にフレッシュな気持ちで現場に立たなきゃな、と感じました。
本文とは全く関係ありませんが、前書きにある(一生懸命働くのではなくて、うまく働く)という、筆者のお父さんがよく口にしていた言葉。
偉人たちの日課もさることながら、この言葉、どの職業においてもけっこう大切かも…と思っています。
それにしても、161人分の物語。
長い~…( T∀T)笑。